• "交通事故"(/)
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  1. 鈴鹿市議会 2012-07-17
    平成24年全員協議会( 7月17日)


    取得元: 鈴鹿市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-09
    平成24年全員協議会( 7月17日)                 全員協議会会議録   1 日時  平成24年7月17日(火) 2 場所  全員協議会室 3 出席議員  1 番  大 杉 吉 包    2 番  今 井 俊 郎         3 番  泊 り 育 美    4 番  森   雅 之         6 番  池 上 茂 樹    7 番  藤 浪 清 司         8 番  宮 本 正 一    9 番  山 口 善 之        10 番  薮 田 啓 介   11 番  森 田 英 治        12 番  板 倉   操   13 番  太 田 龍 三        14 番  大 窪   博   15 番  宮 木   健        16 番  伊 藤 健 司   17 番  森   喜代造        18 番  矢 野 仁 志   19 番  青 木 啓 文        20 番  野 間 芳 実   21 番  原 田 勝 二        22 番  後 藤 光 雄   23 番  鈴 木   純        24 番  南 条 雄 士   25 番  中 西 大 輔        26 番  大 西 克 美   27 番  中 村   浩        28 番  水 谷   進   29 番  市 川 哲 夫        30 番  竹 口 眞 睦   31 番  石 田 秀 三
           32 番  森 川 ヤスエ 4 欠席議員  5 番  森   しず子 5 説明員   市長                  末松 則子         副市長                 大森 秀俊         副市長                 宮﨑  守         生活安全部長              寺田 重和         生活安全部次長             古川  滋         男女共同参画課長            矢田  眞         男女共同参画課副参事          佐野 純子         総務部長                酒井 秀郎         総務課長                鈴木 謙治 6 事務局   議会事務局長              西山 哲也         議事課長                鈴木 昌彦         書記                  腰山 新介         書記                  谷口 雅子         書記                  横木 一郎         書記                  岡本  晃         書記                  本郷  恭 7 会議に付した事件  1 協議事項   (1)男女共同参画都市宣言について  2 その他              ――――――――――――――――                 午前10時00分開会 ○矢野議長  皆さんおはようございます。出席議員が定足数に達しておりますので,ただいまから全員協議会を開会いたします。  事項書に基づき進行いたしますので,よろしくお願いいたします。  それでは事項1,執行部からの協議事項でございますが,まず市長から説明をお願いいたします。  市長。 ○末松市長  おはようございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  本日,全員協議会で協議させていただく事項は1件でございます。私からはその概要につきまして説明させていただきます。  事項は,鈴鹿男女共同参画都市宣言についてでございます。  我が国男女共同参画に関する取り組みは,以前から国際社会の動きと連動して進められており,平成11年に男女共同参画社会基本法が施行されました。この法律では,男女共同参画社会実現は21世紀の我が国社会を決定する最重要課題1つと位置づけるとともに,地方自治体においては,その区域の特性に応じた施策策定し実施する責務を有することが明記されております。これを受け内閣府男女共同参画室におきましては,地方自治体都市宣言を行うことを積極的に奨励しています。  本市におきましては,平成18年に鈴鹿男女共同参画推進条例を制定し,現在は男女共同参画基本計画に従い全庁的に各種施策取り組みを進めているところでございます。そのような中,昨年度男女共同参画審議会から審議会等への女性委員登用等についてトップダウンで積極的改善措置を行うよう強く求められるとともに,男女共同参画をより一層推進し,鈴鹿行政の柱の1つとして推進されたいとの提言をいただきました。これらのことを受けまして,私は市議会3月定例会施政方針平成24年度に都市宣言を行うことを表明いたしました。そこで男女共同参画審議会において御審議をいただき都市宣言中間案を取りまとめたところでございます。この男女共同参画都市宣言を行うことにより,本市男女共同参画社会実現を加速させていく大きな契機としたいと考えておりますので,よろしく御協議いただきますようお願い申し上げます。なお,詳細につきましては生活安全部長より説明いたします。 ○矢野議長  生活安全部長。 ○寺田生活安全部長  私のほうから少し詳しく説明させていただきます。  本市では,男女共同参画社会実現を目指し平成18年に鈴鹿男女共同参画推進条例を制定いたしました。その条例の規定により男女共同参画基本計画策定し,その計画に沿って男女共同参画に関する各施策を実施しています。今回それらの計画施策をより一層力強く推進していくための態度表明として男女共同参画都市宣言を行うものです。  では,宣言文案を一読させていただきます。  鈴鹿男女共同参画都市宣言鈴鹿市制施行70周年・鈴鹿男女共同参画センター開設10周年の年に)  自然の恵みと伝統文化に育まれたまち人々の絆に支えられた,活力に満ちたまち,このまちを愛し,未来に向けて歩むわたしたちは,一人ひとり個性能力を十分に発揮し,いつまでも夢を持って暮らせるまち鈴鹿」をめざし,ここに「男女共同参画都市」を宣言します。  この宣言文案策定に当たりましては,まず鈴鹿男女共同参画審議会に諮問を行い原案を考えていただきました。その後,市の主として部長職員で構成する庁内会議鈴鹿男女共同参画推進本部会議で検討し決定したのがただいま読み上げさしていただきました案でございます。今後はこの案をもちまして,来週7月21日から8月20日まで1カ月間パブリックコメントを実施してまいります。その結果を踏まえ,男女共同参画審議会から答申を再度いただき最終案を決定いたします。市議会に議案として上程させていただきますのは12月定例市議会を予定しております。  今回,都市宣言を行う理由ですが,現在我が国においては少子高齢化国内経済活動成熟化が急速に進み,社会情勢はかつてない大きな節目を迎えています。この状況に対応するためには,性別にかかわらず市民一人一人が個性能力を十分に発揮し,鈴鹿活力を維持することが重要です。宣言を行うことで男女共同参画の機運をさらに推進したいと考えています。宣言後は,イベントや広報などさまざまな機会をとらえ宣言文を大いに活用しながら啓発を行ってまいりたいと存じます。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○矢野議長  説明は終わりました。それでは協議事項1について御質疑・御意見等ございましたら御発言願います。  南条議員。 ○南条議員  市長意思ということなんで市長に伺いますけども,市長考え男女共同参画とは何なのかというのを聞きたいんですが,例えば男女共同参画基本計画には,男は仕事,女は家庭といった言葉に表される性別によって男女の役割を固定的に分ける性別分担意識社会制度や慣行の中に根強く残り,男女共同参画を推進する上で阻害要因となっているとか,そういうことが書いてあるんですけども,それを見直さないといけないとか調査しないといけないというふうなことが書いてありますが,市民考え方意識行政側が変えなきゃいけないとか見直すとか,そういうようなやり方というのは思想統制だと僕は思いますね。  思想・良心の自由というのは憲法で保障されておりますので,このような市民考え方をわざわざ変えなければいけないというような考え方のほうが私は間違っているというふうに思いますが,こういったものも含んだものが男女共同参画市長考えているのかどうかというのを伺います。 ○矢野議長  男女共同参画課長。 ○矢田男女共同参画課長  今,議員さんおっしゃられたお話ですけども,男女ともに身体的な差があったり,そういう部分があるのは確かではございますが,男女共同参画というのは,男らしさ女らしさなどの男女の区別をなくして中性化を目指すというものではございません。国の方でも,いわゆるひな祭り等そういう伝統文化を否定することは国民が求める男女共同参画社会とは異なるということを明らかに表明しております。この宣言につきましては,男女にかかわらず一人一人が個性能力を発揮して,夢を持って暮らせるまちを目指すということでございます。  平成18年に鈴鹿市の男女共同参画条例市議会のほうで可決していただきました。その条例の前文におきましても,来るべき新しい社会の中で人権が十分に保障されていることに加えて,すべての人が自立した個人としてその個性能力を主体的に発揮できる社会を目指すというふうに規定されており,条例とこの宣言基本的な理念は同じでございます。条例では,目的とか市や市民責務計画策定などいろいろ書かれておるわけですけども,宣言はそこまではうたうものではございません。条例とは別に,あくまでも宣言としての制定ということでございまして,条例それから基本計画に定められたことを積極的に後押しして進めていくという目的宣言でございます。以上です。 ○矢野議長  南条議員。 ○南条議員  市長意思を伺ったんですが答えられないということですので,次の質問ですけども,宣言することでどういう意味があるのか,市民にとって何がプラスになるのかというのが全然わからないところがあって,また幾らかけて標語の塔みたいなのを建てるのかとか,そんな金かけてまでやるのかとか,これやることによって市民に何のメリット,利益があるのか聞かせてください。 ○矢野議長  男女共同参画課長。 ○矢田男女共同参画課長  現在国の方におきましても男女共同参画に対する考え方は,以前の考え方から一歩前に進みまして,いわゆる第2ステージと申しますが,男女共同参画への取り組みがこれまでの研修とか意識改革とか知識の習得などそういう啓発中心としたものから,地域におけるこれから地域やもちろん国内もすべてそうですが,そういう課題を解決するための実践的な活動取り組みに入るということを国のほうでも言っております。その中で個人の尊重,それから個人能力発揮地域活性化地域に住む人々課題解決,そういうのに市民それから市,それから事業者,それが力を合わせて取り組んでいく,これが宣言目的でございます。 ○矢野議長  すいません,費用のこと。  男女共同参画課長。 ○矢田男女共同参画課長  経費につきましては,今のところそれほどかかるということは計画しておりません。ただ,いろいろこれからイベントなど行うに当たりましては,そういうチラシとかポスター,そういうPRの段階でこの宣言文を掲載いたしましてどんどんPRしていきたいと考えております。 ○矢野議長  南条議員。 ○南条議員  一言言わせていただくと,こういった70周年とは私何の関係もないと思いますし,たまたま市長女性やからとか,そんなことでこれから何十年も関係するようなこと決めるべきじゃないと思いますし,さっき言ったように答えてもらえてないですけど,思想統制につながるようなことを男女共同参画なんて言う必要がないと思いますんで,やる必要がないと,要らないことはやらないほうがいいということだけ一言申し上げます。以上です。 ○矢野議長  ほかにどなたか。  中西議員。 ○中西議員  すみません,中西です。今ちょっとやりとりを聞いていて気になるのは,宣言をすることが目的化していて,宣言から先のところのことをそれほど考えられてないのかなというふうに感じるんです。このような形で鈴鹿男女共同参画都市宣言をするということは,国のほうが推進しているとはいえ,これに沿って自治体として自分たちがどれだけのことをやっていくのかということが問われてると思いますが,その点についてはどれほど現時点で覚悟があるか,考えがあるかもう一度その点聞かせていただいてよろしいですか。 ○矢野議長  男女共同参画課長。 ○矢田男女共同参画課長  宣言後の取り組みについてでございますが,現在男女共同参画基本計画と,それからそれに伴う実施計画のほうで細かな事業を市のほうで推進しております。その中で,これまでも強力に推進している施策いろいろあるわけですけども,さらにこの宣言を行うことによってその意識づけをはっきりとさせて,その施策をさらに前向きに進めていくという意味がございます。 ○矢野議長  中西議員。 ○中西議員  聞きたいのは,国の法律があるから変えられませんということでやっていくことではなくて,自治体として例えば男女の差がないようにやっていく施策というのはあるはずなんですね。例えば,ついせんだって父子家庭の問題ありましたね。あの場面でも母子家庭父子家庭で差があると,法律上差があることが問題になっているわけなんですけれども,このような宣言するということは,例えばそのような差があることに対して,鈴鹿市は男女共同参画都市宣言をするから,その差がないように鈴鹿市として,このまちとして取り組むかというようなことですね,それが法律の壁があるからできませんということではなくて,自分たちがこの宣言をする限りはそのようなことについても,差ができないように取り組むというそこまでの考えあるのかどうか,それ聞かせてください。 ○矢野議長  生活安全部次長。 ○古川生活安全部次長  まず宣言意味でございますが,宣言というのはそもそも法律上決められたものでないですし,いろんな表現も何ら決まったものでもないですし,文体も決まっておりません。その中で市の意思表明としてこういった男女共同参画について,市としてどういう姿勢で取り組むかについてを宣言という形でうたわさせていただこうとするものでございます。  ですから具体的な施策につきましては,24年度から26年度実施計画というのをきちっと各所属でどういうことをやっていこうかというのがきちっと明記されておりますし,これをより一層推進するためにこの宣言を行うことによって市全体の意識づけを行っていこうとするものでございます。ですから議員おっしゃるように,宣言やったから特別にこれをやってくんやとか,そういったものではなくて,市がやっておる実施計画等いろんな男女共同参画にかかわる計画をより推進していくための1つ意識づけ,1つのきっかけとしてこういうものをやってさらに進めていこうという考えでございます。 ○矢野議長  よろしいですか。  伊藤議員。 ○伊藤議員  伊藤です。日々現場活動しておる立場も含めてなんですが,鈴鹿市も含めて今非常に少子高齢化が急速に進んでおる中,やっぱり生産年齢人口も減り続けておる,生産年齢人口の中で労働力人口というのは女性の方が男性と比べて非常に少なくて,せっかく有能な労働力を確保したり育成したりしたいのに,なかなかできてない現実があると思うんです。やっぱりそういった女性を積極的に採用して,その能力を生かしていくことというのは非常に現場のほうでは大事なのかなというふうなことを日々思っております。これは国レベルにおいても地方においても,なかなか避けて通れない課題だというふうに思っております。現在特に子育てだったりとか教育であったり福祉,介護現場も含めてですけれども,そういう現場というかそういう分野については本当に女性によって支えられている部分が非常に現場の中で多いわけで,例えばそういう方々が会社勤めをしておっても子育て介護にかかわるようなことになってしまうと,やっぱり仕事をやめたり労働形態正職からパートタイムに変更せざるを得ん状況があります。そしてまた再び働こうとしても,なかなか仕事に復帰できるような社会環境がこの鈴鹿市にとってもまだまだ整っておらんようなこともありまして,こういうことが日々活動現場の中でひしひしと感じることなんですけれども,できればやはり柔軟な勤務時間の設定であったりとか,在宅勤務などの環境づくりとか,今風に言うとワークライフバランスというのが非常に重要なのかなというふうにも思っておりますし,その一方で女性の側だけの視点ではなくて,僕ら男性側についても育児や家事とか地域活動など男性としての参加も非常に進めていくこともこれからは重要であるかなというふうにも思っておるんですね。こういった意味でも男女共同参画に対する職場の理解とか環境改善が本当に必要だというふうに,これは毎日思っております。  ですから課題は今言われた意見も多いんですけれども,今回の都市宣言,何とか男女共同参画社会実現に向けた取り組みを一層女性という立場市長の御意見もしっかり反映させていただいて,しっかりと推進していっていただきたいというふうに私は思っております。答弁は結構です。以上です。 ○矢野議長  森川議員。 ○森川議員  読ませていただいて,男女共同参画都市宣言をなぜしなければならないかという視点が随分と欠けているのかなという気がするんです。一人ひとり個性能力を十分に発揮しというのは,これはどんな施策でも同じで市政の中ではすべて網羅していかなきゃいけないことなんですよね。男女共同参画基本法というのがなぜできたかという背景から考えましても,この文言都市宣言の中にそういうことが特定される,都市宣言をしなければならない理由みたいなものがやっぱり入ってこないといけないのではないのかなというふうに思うんです。  参考資料として出してもらったら,どんな宣言文でも宣言をする目的みたいなものがどこかに入れてもらってあるんですよ。男女共同参画基本法をつくった一番の土台は,やっぱり憲法が保障する男女平等をしっかりと社会に根づかせていくということが基本にあってさまざまな施策が要求されているわけですね。子育てをしながら働けるようにとか,介護をしながら働けるようにということも男女が共同してやっていくことが大事だよということを訴えて,これまでは啓発事業というのをやってこられたんだと思うんですけれども,社会というのは男も女も両方が支え合って生きているわけですから,そのために今日本社会でなぜ男女共同参画基本法というのが出てきたかと言えば,そういう点でのやっぱり平等性がまだまだ浸透していないという基本があったので,この文言にもう少しそこら辺がはっきりするような言葉を入れていかないと,これでは下の男女共同参画都市宣言というのを,ほかの宣言にしますと変えても通用するような文言にしかとれないので,読んだらイメージがわくような宣言文にしていただきたいと思うんですが,そのあたりについてはどうでしょうか。  先ほどから皆さんがおっしゃっているように,これができたら何をしていくのだとか,どういうまちを目指しているのだということが見えるような文言にしてもらわないとよくないなというふうに思うんですけれども,その点はどういう議論がされていたのでしょうか。 ○矢野議長  男女共同参画課長。 ○矢田男女共同参画課長  まずこの中間案につきましては,男女共同参画審議会のほうで2回ほど会議を一生懸命やっていただきまして決めていただきました。それを市のほうの推進本部会議のほうで決定という,あくまでも中間案でございますが,その審議会の中でやっぱり一番中心で出された考え方がやはりシンプルでわかりやすいものをと。これは審議会意見でございますが,余り長々とした文章説明的なものになってしまうと,どなたも読んでいただけないと,やっぱり簡単であってインパクトのあるものをという意見が多うございました。その中で今議員おっしゃられましたように目的少子化とか日本経済成熟化,そういう目的の中で男女個性能力を発揮しなければいけないとか,あとあらゆる分野でそれは行わなくてはいけないとか,いろんな意見も出されたんです。一人ひとりがという文言につきましても,男性女性にかかわらずとかいろんな表現の言い方が意見として出されておりましたが,最終的にはやはりシンプルにいきましょう,法律とか条例の中でもあらゆる分野でやっていくとか,日本の将来のためにという文言もございますので,宣言についてはシンプルに書きまして,あと法律上でそれも見ていただく機会もございますし,あといろんな施策を進めていく上でそれを盛り込んでいったらいいんじゃないですかという考え方審議会のほうでは多くの意見でございました。  ただ,今議員さんからいただいた意見も,これはあくまでも中間案でございまして,9月には答申ということで正式にいただきますので次の審議会では今のような御意見があったということはお伝えいたします。 ○矢野議長  森川議員。 ○森川議員  シンプルでわかりやすいというのは当たり前なんですけれども,そうするとパッと見たときに男女共同参画都市として鈴鹿市の思い,そういうのがわかるような文言にしないと,先ほど答弁の中で市としてどういう姿勢で取り組んでいくのかというのがここに盛り込まれていると言われたんですけれども,それがどこに盛り込まれてるのか全然見えてこないんですよね。  やっぱり男女共同参画都市宣言にふさわしいシンプルでわかりやすい,そのことが一言言葉をつけ加えることで男女の性差を超えた一人一人の取り組みとか,その程度の言葉を入れるだけでも随分と違いが出てくるので,そのあたりはもう少しやっぱり検討しないと,これでは何か男女共同参画都市イメージというのは出てきませんよね,下に書いてあるからああそうかと思うだけで,文章というのはもう少し読んだら感動するような文章にしていただきたいなと思うんですけれども,それはもう提案として。 ○矢野議長  ほかにございませんか。  泊り議員。 ○泊り議員  すいません,意見として1つ伊藤議員と同じようになってしまうんですけれども,この宣言をするからには実のあるものにしてほしい,これに向けて女性がもうちょっと男女平等共同にいっていけるような社会を目指していってほしいと思うのと,あとやはり子供を産めるのは女性だけなんですよね。この子供を産んだ女性が出産や育児をして社会を離れてしまうと,なかなか社会復帰ができなかったりするので,それをしやすいような社会をつくっていってほしいというのをちょっと望みますね。  イクメンという言葉御存じですか。育児をするメンズということなんですけど,男性育児をするということなんですけど,普通に考えたらそれは当たり前のことじゃないですか,自分子供なんですから。それがこういうふうに脚光を浴びるということ自体がまだ育児女性のものというようなのがちょっとどっかにあるのかなと思うので,やっぱりそれって当たり前やんというようなことを推進していってもらえたらいいのかなと思いますけど,意見として。 ○矢野議長  ありがとうございます。  ほかに,板倉議員。 ○板倉議員  さっきの森川議員の御質問の中で,審議会でもいろいろ出たというふうにおっしゃってたんですが,先ほど森川議員はこれだけではわからないというような感じの御意見とか精査というのはあったんですか,審議会の中で。シンプルというのはすごくよくわかるんですが。 ○矢野議長  男女共同参画課長。 ○矢田男女共同参画課長  さまざまな意見が出まして,なかなか議論伯仲といいますか出たことは出ました。皆さんそれぞれ考えをお持ちだったんですが,やっぱり男女という言葉がほかの市町村の宣言を見ましても,男女という文言が至るところに出てくる宣言もございますが,そうなってきますとちょっとくどいという部分もございますし,あと1つ意見が出ましたのは,男女という言葉を使わなくても一人ひとりという表現でも男女とか若い方,高齢者の方が含まれていると,男女とあえて文言を使わなくてもそれが当たり前のような社会とそういう意見もございました。そういうふうな中でいろんな意見は出ております。以上です。 ○矢野議長  ありがとうございます。  原田議員。 ○原田議員  この男女共同参画都市宣言ということと関連しながら質問させていただきますけど,私が18歳のときに交通安全都市宣言というのが昭和37年3月15日に鈴鹿市は宣言されまして以来,この宣言を含めますと7個目の宣言になります。  それで,こういった宣言は時代背景の影響を受けて宣言されるわけですけど,この見直しとか,時代とともに見直していくとかそういうことについても,これはあるのかないのか。例えば交通安全都市宣言を読みますと,現在においても交通事故件数は県下第4位,同死亡者数は第2位というまことに遺憾な惨事がと書かれてるんです。これはその当時の時代背景ですから間違いなくこれでいいと思うんです。それから何十年もたって,この交通宣言がそのままの文言で,いわゆる記載されて載っていると。例えばホームページを見ますとこれが載っとるわけです。そういったものも含めて,先ほど以来話出てますけど,宣言した後のケアをどうしていくのかとか,そういったことも含めた宣言についてのお考えを聞かせてください。 ○矢野議長  総務部長。 ○酒井総務部長  宣言全体の内容のということですので総務部のほうからお答え申し上げたいと思うんですけれども,議員の確かに御指摘のようにこの交通安全都市宣言については,かなり詳細な現状分析が文面に書かれておりまして,その当時,昭和37年と状況が大分変わっているということもございます。その当時は,議会の議決ということも必要なかったのではないかというふうに思っておりますので,この都市宣言をした状況というか経緯も今とは変わっているというふうに思っております。確かにこういう文面,状況変わっておりますので,また全体的にそれぞれの担当部局とも協議しながら必要に応じて見直しも視野に入れながら考えていきたいというふうに思っております。 ○矢野議長  原田議員。 ○原田議員  よってこの鈴鹿男女共同参画都市宣言も今の時代の背景を受けて,これシンプルに90字ぐらいでまとめてるんですけど,平成に入ってからのモータースポーツ都市宣言とか鈴鹿いきいきスポーツ都市宣言というのは大変具体的に書かれているんですね。1何々,1何々,1何々と書かれているんです。よって抽象的な文言がいいというのであれば,それはそれで結構なんですけど,先ほどのお話のようにもう少し文字数もふやしてもこれは別段問題ないのかなということも言えると思います。  鈴鹿市民憲章ありまして,ほんとにそれを引っ張っていろいろと鈴鹿市政に反映されていく施策が推進されていくんですけれども,いずれにいたしましても具体的に,余りにも具体的には宣言文には載せないと思いますけれども,そういった点について誤解が生じないような,そういう文言考えるべきであるのではないかと思いますがいかがでしょうか。
    矢野議長  男女共同参画課長。 ○矢田男女共同参画課長  先ほども申しましたが,審議会の中ではできるだけシンプルにということでこういう簡単なものにはなっておりますが,確かにほかの宣言につきましては,箇条書きでかなり詳しく書いてあるものもございます。  男女共同参画宣言につきましては,実施計画というのがかなり細かい,一番下の取り組みまで数えますと180幾つの取り組みが定められておりますので,それぞれ計画の中でかなり具体的な取り組みを行っておりますが,それも含めましてこういう具体的な,大まかな箇条書きにされてはどうかという意見もいただいたということで,これも審議会のほうにお伝えしたいと思います。 ○矢野議長  原田議員。 ○原田議員  全員協議会議員がるる発言いたしますけども,それを真摯にとらえていただいて,新聞発表を見ますとここの協議会は終わって二,三日以内に新聞に載ったりするんですけど,前回もここでいろいろ意見出ましたけど,いわゆる執行部そのままの意見で新聞に掲載されていますね。そうすると,全員協議会で私たちこの貴重な時間を意見を言わさせてもらっても何ら執行部はそういったことについて真摯に向き合っていないなということを昨今考えますので,ひとつその点よろしくお願いします。これは要望しときます。 ○矢野議長  森川議員。 ○森川議員  どうしても審議会皆さん考えていただきたいのは,この都市宣言をすることで鈴鹿市が憲法で保障する男女平等の理念をしっかりと実現するために頑張るんだというのがわかるような文言考えてほしいということを伝えていただきたいんです。 ○矢野議長  板倉議員。 ○板倉議員  私もそういうふうに考えます。もちろん実施計画があるとか条例があるというのはそれそうなんですが,そうではなくて,この文章を読んでもそういうことを鈴鹿市がやっていくんだというようなことがちょっと薄いかなというふうに思います。それから先ほどこういう宣言に対してどうのこうの御意見が出ましたが,それは私ら議員の責任でもあると思ってます。非核都市宣言をされているわけだし,例えば非核都市宣言をされてるまちとしてどういう具体的な行政は施行しているかというのを一々議員もチェックしなければいけない責任もありますので,それはこっち置いといてですが,先ほど言った実施計画条例はそれはそうなんですが,それを知らなくても,このまちはそういうふうに思っているんだというような強い意思がちょっと少ないかなというふうに感じております。  あとここに鈴鹿市制施行70周年鈴鹿男女共同参画センター開設10周年の年にということをサブタイトルといったらおかしいんですけど,これをつけるんであれば,この都市としての意気込みみたいなものが一文というかなあったほうがいいのかなというふうなことを感じました。以上です。 ○矢野議長  ありがとうございます。お聞きのとおり若干の手直しの部分も求められておりますように思います。9月答申,そして12月上程というようなこともお聞きしておりますので,皆さんの中で御意見がございましたら一般質問なり質疑等で解決していただければというふうに思っております。  この件につきましては以上で終了させていただきたいと思います。  執行部の退席をお願いいたします。  次に事項2のその他でございますが,何かございましたら御発言ください。  よろしいですか。  ないようでございますので,以上で本日の協議会を閉会といたします。ありがとうございました。                 午前10時35分閉会              ――――――――――――――――...